「び わ」
私と一回り近く歳の離れたいとこの青年が、
まだ幼稚園だったころ、
「びわ」という歌をうたってくれたのを
憶えている。
可愛い声で朗々と、
真ん丸い目をして唄っていたっけ。
びわを見ると、
その時の歌を想い出す。
****************************
「び わ」
作詞 まどみちお
作曲 磯部俶
びわはやさしい 木の実だから
だっこしあって うれている
うすい虹ある ろばさんの
お耳みたいな 葉のかげに
びわは静かな 木の実だから
お日にぬるんで うれている
ママといただく やぎさんの
お乳よりかも まだあまく
****************************
いとこの坊やが歌っていたのは、
1ばんの前半と2ばんの後半をくっつけた歌詞だった。
園児に「お日にぬるんで うれている」だんて、
理解のしようもないだろうし。
それに「ろばさんのお耳」に「うすい虹」があるんじゃなくて、
びわの葉っぱが虹っぽいってことなんだろうな?
「お乳よりかも」の「よりかも」が、
子供の声で唄われると、これがたまらなく愛しく響くんだな。
あんなに可愛かった坊やも、三十代半ば。
来月結婚するそうだ。





最近のコメント