団子と振袖
GW中、バイトを入れたいのに予定が狂ってしまった娘。
連休のほとんどが、珍しくヒマだという。
今日は娘と新宿へ行った。
振袖の展示会(小規模の)とやらを、ちらりと覗くために。
事前予約を入れたほうが望ましいとDMには書かれてあったが、
グルリと見て気に入らなければ出ようと、軽い気持ちで行った。
成人式のための振袖を購入したところで、
その後収納する場もないし、着る機会などもありそうにない。
だいたいすでに我が家の娘は、どう見たってどう考えたって、
良家の子女と位置づけるわけにはいかない。
娘の希望ではじめ、黄色っぽい着物と白っぽい着物を
簡単に試着してみたが、どうもイマイチ。
次に暗めの赤の、明らかに前の2枚よりもいいものを着てみたら、
やっぱりずっといい。娘は今黒髪なので、よく似合う。
若干お高いけれど、もうそれでいいじゃない、決めちゃえ、
となった段階で、「こういう色は見飽きた」と娘が言い出す。
普段から着ている色だし、赤はあまりにも意外性がなくって
新鮮に感じない、面白くないと言い出す。
結局意外性ということで、鶯色っぽいグリーンを着てみた。
それにサーモンピンクなどを部分的に効かせ、
なかなか美しい古典的和色のコーディネートに仕上がった。
「こんな緑の着物着てる人、いないよね」と娘は言う。
そうそう、人と違っていたほうが楽しいわよ。
草履まで履いて、バッグまで持たされ、
あれよあれよで結局一気に決めてしまった。
まさか今日、ほんとに決めちゃうなんて思ってもいなかったけど、
どうせ同じことをいつかするならね。タイミングってものがある。
レンタル着物の予約スタートは年々早まっていて、
来年の成人式の予約が、昨年末からスタートしているんだという。
やめてほしい、そういうの。
レンタル料金には、小物一式ほとんど全てのほかに、
事前の着付けと写真撮影代が込みになっている。
高いといえば高いし、安いといえば安い。
事前撮影は、今だと8月から予約を入れ始めるという。
娘は髪ももっと伸ばす予定だし、だいたい8~9月は
就活で忙しいかもしれないので、もっと遅くに撮りたいことを伝えると、
担当の女の子はいいけれど、上のえらそうなおばはんに
やたら感じ悪く対応される。有り得ないほど感じ悪かった。
「遅くするのは勝手だけど、今の段階ではそんなに先は
スタジオの予定が決まらないのよ。
先約優先になるからいつになるか知らないわよ」と、
口調は違うものの、そういうことを言われた。
接客商売であそこまで感じ悪い女性をしばらくぶりに見た気がする。
成約して帰る客に向かって、ありがとうございましたも言わなかったよ。
娘もそのおばはんのせいで不機嫌になってしまう。
「疲れた~」を連発し、「まさか今日決めるとは思わなかった」を繰り返す。
私だって、まさか今日の今日、急に決めちゃうなんて
思ってなかった。だから現金だって持ってなくてカード払いになったし。
それにしても、ほとんどの人が感じよく対応してくれても、
たった一人いやなおばはんがいるだけで、急に不快な気分になるんだもの。
大事大事。人材って大事。
これは、振袖を見に行く前に食べた、
追分団子本舗のお団子だよ。
新宿のお店の奥にある甘味処。
お店で食べると、お団子もあんなに
やらかくって美味しいのね。
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