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「エステツイザー エボリューション」

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これです。
毛抜きの王様!

数年前に、母からこの毛抜きのノーマルタイプをもらい
(っていっても使い古しのやつ)、
「なんて良く抜けるんだ!? 
今まで使っていた毛抜きは一体何だったんだ!?」
と感動したものだった。

何年かしてさすがに抜け味が悪くなったので、
一昨年くらいに新しく自分で(生協で取り扱っている企画品だ)購入。
しかし子供達も喜んで酷使し、おまけに後始末がゾンザイなせいか、
鋭い刃先が傷み、まったく抜けなくなってしまった。

そこへ登場したのが、この「エボリューション」タイプである。

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スイス・ルビス社の、
エステでも使われているという
「エステツイザー」。

またも生協の企画品で購入。
今日届いた。

これはノーマルタイプと違って、
刃先が恐ろしいほどに尖っている。
間違えて突き刺したら、皮膚に穴が開くだろう。

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たかが毛抜きだけれど、
(毛抜きにしては)高いんです。
だけど一度使ったら、もう他のものは使えない。

1000円台のゾリンゲン社の毛抜きなんて、
て~んでお話にならない。

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働き者

娘がラーメン屋でバイトを始めた。

娘の接客能力とやらに、ラーメン店スタッフ一同感嘆の声をあげたという。
娘にとってはあまりにもヒマなのに、
お店のスタッフにとっては多忙な日だったという。

あまりにも褒められまくり、居心地が悪かったという。
「あんなに小さい店、3人で廻せないのがそもそもおかしい」
と、娘は辛口である。

そして彼女がいちばん物足りなく感じているのは
生ビールのジョッキを出せないこと、だとか。

ラーメン屋の客は淡々とラーメンだけ食べて出て行く。
呑んだとしても、缶ビール程度のものだという。

客にビールジョッキを差し出し、酔っ払いとの会話を適度に楽しみ
客をあしらう。
そんなことが好きらしいのだ、うちの娘は。

今日はランチ時から仕事に入り、もうすぐ11時。
まだ帰ってこない。外は雨だ。

私が心配すると、ものすごく怒る。
そんな子だ。

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花冷え

千川通りの桜並木は満開をいくらか過ぎて、
そうね、110%ってところ。
地面にほんの少し桜の花びらが、小さな円を描いて舞っている。

珍しく一日家に居た娘が、
「今日は私がカレーをつくる」と言い出す。
時々私がチェックを入れては嫌われながら、美味しいカレーができた。

「なんだ。カレーって、要するに美味しいルーを使えば
美味しくできるんじゃないの」と言う。
まあ、家庭でつくる、市販のルーを使ったカレーは確かにそんなところです。


食後に私はひとり、夜桜見物に出かける。
明日は雨だというし、今日のうちになんとしてもやはり、
夜咲く満開の桜を愛でておかなくちゃと思った。

今日はかなり肌寒い、花冷えの一日。
風に吹かれて歩いて、泪がこぼれても困るから、
温かいダウンコートを着て、家を出た。


ああ、綺麗だなあ…

どうか来年も、無事に桜の花を仰げますように…


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季節感

季節感のない人っている。

季節感がないっていうか、こだわりがないだけなのかもしれない。
ある意味、羨ましい気もするけれど、
やっぱり時々は、「どーしてよ!?」と、その感覚を疑いたくなることがある。

例えば今のこの時期。
どうして「今日は20度近くなるでしょう」と言われるような日に、
真冬のウールのロングコートを着て家を出るのか?
ダウンジャケットを着て、フリースのマフラーまでして
電車の中に立っているのか?

私にはとっても不思議だ。

テレビとか新聞とか、見ないんだな。
天気予報とか見ないんだな。 と思ったりする。
そして、おそらくきっと、日当たりの悪い、寒い部屋に暮らしているんだ。
だから家の中では結構寒くて、外がそんなにポカポカしていることに
気づかずに家を出てしまうんだな。 と考えたりもする。

あるいはただ単純に、玄関先のコート掛けにかけた服を、
何の考えもなしに習慣で身にまとい、飛び出していくのかな。 とも想う。

そしてもしかしたら、これから東北地方にでも出張に行くんじゃないか?
だから無理して冬支度で出かけるんじゃないか?
あるいは冬の間病気で入院してて、やっと今日退院してきたばかりで、
季節に取り残されてしまったんじゃないか?

などと、あらゆる妄想に耽ることになる。

でも、暑くないのか?
春の装いの人を見て、
「あら、アタシったら恥ずかしい!」とか、思わないのか?

きっと、そんなふうに思わないから着ているんだな。
人は人。自分は自分、ってやつだ。

それで結構。誰に迷惑かけるわけでなし。

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桜、満開

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あっという間に、桜、満開。

千川通り沿いの桜並木を
愛でるために、
今日はあえて
中村橋方面に買い物に出る。

まだ陽のあるうちから、
提灯が点灯されていた。

夜桜はきっと綺麗だろうなと、
食後に息子を
誘ってみたけれど、
いともアッサリと
断られてしまった。

ひとりで行こうかと思ったけど、
なんだかものすごく淋しくなりそうな気がしたので、
やめておいたよ。

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成長

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ここ2~3日で、急に桜が咲いちゃったよ。
ちょっと待ってよ。と毎年思う。
なんだかまだ、心の準備ができていないのよ。

別に何の準備も要らないけど、だけど。


私は昨日、横浜グランドインターコンチネンタルホテル
(だったかしら?)で、昔の友人たちと4人で逢った。
海の見える素敵なレストランで
ランチビュッフェを楽しんだのよ。

私が横浜に居た頃、息子は壊れたベースの修理に、
意を決して楽器屋に足を運び、
帰りに池袋のラーメン店でひとりでラーメンを食べてきたという。
ご満悦だ。
自意識過剰ボーイも、少しずついろんなことができるようになってくる。
人間なんでも、最後は勇気だよ。


娘はさっき帰宅して、今日面接に行った新しいバイトの話をする。
桜台のまだ比較的新しい、今度はラーメン屋だって。
「みんなすっごくいい人たち!時給もいいし!」と、
これまたご満悦である。

春はいいなあ。
いろんなところに、花がいっぱい咲いてるよ。

Sakura

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「ターシャとコーギ」

昨日、「ターシャとコーギ」という本を買った。

絵本画家・作家のターシャ・テューダーが長年共に暮らしている
コーギーについての本だ。
コーギーのスケッチやイラストレーション、可愛い沢山の写真と文章。

可愛い可愛い可愛い。
やっぱりコーギーは可愛い。

「コーギほど魅力的な犬はほかにいないと思います。
コーギと出会えたことは、貴重な宝物を見つけたくらい幸運な偶然でした」
と、ターシャも書いている。

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子供を愛し、犬を愛し、
自然を愛し、生活を愛する。
写真に写ったコーギーたちの、
なんて幸せそうなこと。

こんなふうに生活の中にとけこみ、
穏やかに愛されて生きるコーギーの姿を見ると、
どうしても私は、8歳で死んでしまった
我が家のコーギー、コーチャンを
想わずにはいられない。

陽の当たらない北向きの狭い庭で、
ひとりぼっちでいたコーチャン。

コーチャンの哀しい最期を思い出すたび、
私は今でも泣いてしまうよ。

あさっては、コーチャンの4回目の命日。

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まさかの男

今日は息子の中学卒業式。
とはいっても、ほとんどの親は出席しない。
3年生が4年生になるだけなので、何の感動もない。
高校から外部生が入ってくることもない完全一貫校なので、
卒業証書も実にサラリとした小さめの紙だ。

今日は高校の教科書を山ほどもらうということだった。
白バッグにサブバッグを持って部屋を出ていき、
30秒後くらいに戻って玄関ドアを開ける。
何かと思えば白バッグの中に、要りもしない教科書やノートが
たくさん詰まったままだったのだ。
試験最終日から何ら気持ちを入れ替えていない証拠である。
玄関先にどさっと無駄な持ち物を放り出し、家を出て行った。

今日は部活だというので、
「もらった教科書、置いてこないようにしなさいよ」と注意してみた。
「んなバカなこと、あるわけないだろ!?」とさすがに息子も呆れて返したが、
ほうら、ごらん。現実にそうなったよ。

夕方帰宅した息子は、床を叩いて悔しがる。
「どうして置いてきちゃったんだ!? なんてバカなんだ!?」
と、自分のバカさ加減を呪う。
もらった教科書のほとんどを、学校に置いてきた自分の愚かさをだ。

教室に置いたままにしたのかどうかも憶えていないのだという。
わずかに美術や音楽などの数冊の教科書だけ持ち帰り、
肝心の学科のほうがほとんどない。

明日、学校に取りにいくのだという。
電話してみたら?等、私の常識で物を言ったが、聞く耳を持たない。
学校はいつでも365日、朝から晩までやっているものらしい。
息子に言わせればね。
「だって部活が何かしらやってるんだから。閉まってるなんてことは
有り得ないんだよ!!」と怒るので、ああそうかいということにした。

信じられないことが度々起きる。
「有り得ない」とか「まさか」ということが平気で起きる息子の日常。

名誉挽回のために書いておいてあげると、
この間の将棋大会では、10校くらい?の対抗戦で、息子は全勝した。
賞品は3色ボールペンという、実にささやかなものだ。
それでも帰宅した時、息子の鼻の下は伸びていた。

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復活

息子発症から36時間後、私にきた。

夜中の12時から朝の7時くらいまで、計6~7回。
最後は廊下を這うようにして、トイレへの道を辿った。

ああ、もう汚いから、詳しい描写はやめとこう。
とにかく壮絶な闘いだった。

7時過ぎからようやく吐き気がおさまり、
それからウトウト。

11時過ぎになって母から、「どうかしたの?」と電話。
新聞が部屋のポストに突っ込まれたままだったからだ。

誰かの具合が悪いというと、母はすぐ「ええ~っ!?」と厭な声を出す。
大丈夫、あなたに迷惑かけませんから。

「行ってやろうか?」などと母は言うが、
来てもらったところで何ひとつやってもらうことなどないし、
何ひとつできない人に、何も頼めやしないじゃない。

ポカリをほんの一口飲んだだけでもお腹がグルグルいうので、
点滴を受けにいかなきゃまずいかなと、朝方まどろみながら思った。
自転車に乗れるかしらと想像する。

でも、寝ておきたらすっかり吐き気も下痢もおさまった。
昨日は微熱があってぼーっとしていたけれど、
今日はほとんど回復だ。

今朝は6時半に起きて、将棋大会のために学校へ行く息子に
ご飯の支度をした。彼もまだ万全ではないので、
やわらかいご飯を炊き、豆腐の味噌汁と焼き鱈と温泉たまご。
これくらいならOKか? と思い。

そういえば昨日の晩、娘に指示して卵雑炊をつくってもらった。
私は絶食だったけど、息子は姉のつくった雑炊をガツガツと喰らった。
そして今夜は、娘が親子丼をつくるのだという。
今、散歩がてら買い物に行ってくれている。

やはり問題は息子だ。
彼は台所で立ち往生する。
元気な時なら何かしら食べるものは見つかるが、
こんな時はどうしたらいいのかわからない。
食べるものが見つからず、つくることもできず、ただ立ち尽くす。
育て方を間違えたと思う。

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息子、甘えるの巻き

息子、甘える。
おおいに甘える。
「たまには甘えるのもいいだろう?」などと、不気味なことまで言う。

今日、午前中の仕事を終え、お昼にしようと自宅に戻った。
そろそろ息子も起きているかと思って覗いたら、部屋がまだ暗い。
布団をモゾモゾしながら、何かブツブツ言っている。

どうやら具合が悪いらしい。熱があるという。
確かにちょっと熱い。
気持ち悪いのは空腹のせいもあるだろうと言い、
「ホットケーキ」を食べるという。

ホットケーキはその昔、自家中毒体質だった息子が、
熱を出したり吐き出したりした後の回復途中で、好んで食べていたもの。
シロップをかけたホットケーキを、一口ずつ口に入れ、
確認しながら、時間をかけて量を増やしていく。
具合の悪い息子が口にするのは、うどんかホットケーキだけだった。
それとポカリスエット。

ホットケーキを二口食べて、「気持ち悪い」と横になり、
その後、下痢を数回。
そしてついに激しく嘔吐だ。
「は、吐くー!!」と叫んだ次の瞬間、彼はベッド脇に置かれたゴミ箱を利用。
叫びを聞いて洗面器(昔から主に嘔吐用)を持って駆けつけた私が、
次の波をしっかりと受け止めた。
おお、久しぶりだ、この感覚。
このとき私はすでにちゃっかりマスクを着用していた。よかったよ。

ウィルス性の大腸炎かと思ったが、ひょっとしてインフルエンザという
可能性もあるし、どうにもだるそうで辛そうだ。

吐いていっとき落ち着いた息子は、今なら医者に行けるという。
受診するのは初めての医者なので、連れて行く。
消化器が専門の医師なのでちょうどいい。
熱もあるしフラフラな息子は、必死の思いで自転車を漕ぐ。
こんな時、車を運転できれば、車があれば、と心から思う。
タクシーを呼ぶにはあまりに近すぎて、歩いていくのはしんどすぎて、
自転車乗るのもかなり辛いという、まさにこんな時。

結局薬をもらい、吐き気のおさまる血管注射をして、必死に帰宅した。
自意識過剰の息子がクリニックのベンチで人目も憚らず
横になってしまうくらいだから、相当しんどかったことは確かだ。

ベッドの中から何事か呟き、時にコンコンと壁を叩く。
そのたびに「なあに?」と訊いてやる。

「ううぅ~、これは、ツライ」とか
「ああ~、これはちょっと、キツイ」とか「ふーーーっ、ああ~~」とか。
そんな呻きもぼやきも嘆きも、紙に包んで捨ててしまいたい。

スーパーマンのストローカップ(娘のグアム土産だったか)で、
ポカリをチューチュー吸ってる息子は、幼稚園児に退行しているようだ。
そして私の手を貸してほしいという。
熱い額に当ててほしいのだという。
「熱冷まシートがあるわよ」と言うと、「あれは冷たすぎてイヤだ」
水で冷やしたタオルも、冷たくてイヤだという。
彼はいわゆる「手当て」をしてほしいんだね。
悪いけど、三度目は遠慮した。

「ああ、一人暮らしはイヤだな」などと、息子が言う。
そうだよ。こんな時だって、一人で堪えるしかないんだよ。

今も隣の部屋で、聞こえよがしに息子が溜息をつく。

私、絶対イヤですからね。
たとえば20年後、35歳になった息子の額に手を当ててるなんてこと。

ぜーったいイヤですからね。

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東プリからGUCCIへ

まるで優雅なセレブマダムよ。
今日一日だけね。

今日は息子の学校の、学年懇親会ってやつで、
学校の近くの東京プリンスホテルでランチ。
苦手な立食パーティで、私はほとんど端っこの椅子に座っていたけれど。
バイキング、ああ、モトが全然とれない。
ほとんどの人がそうだと思う。
大量に残っていたもの。もったいないわぁ。

その後、6名で、御成門から銀座に移動。
一人の方が「グッチのカフェに行く?」と提案したので、
皆素直についていくことにした。

GUCCI銀座店は、ビルの入り口に、195センチくらいある外人男性が立っていて、
なんだかわかんないけどカッコいいじゃないの。
一人だったら気後れして絶対に入っていけそうにない店舗の中に、
おばさん達6名は堂々と攻め入る。

4階のカフェは、店員さんが長身のイケメンさん。
モデル業のかたわらカフェで働かせてもらってます、みないな男女ばかり。

6名席は存在しなくって、4名席の後ろのソファを、
ちょっと移動させればちょうどよく6名でお話しできるのに、
さすがグッチ?そんなことは許してくれない。
あくまでも、4名様席と2名様席に振り分けられてしまう。

デザートはだいたい1200~1600円くらい。
美味しかったけど、値段ほどのものじゃあない?
珈琲は800円。美味しかったけど、ちょととぬるかったかな。
私がいただいたのは、ジェラートの盛り合わせ1200円。

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携帯で写真を撮るのは控えました。
あまりにおのぼりさんっぽいし、シャッター音が目立つしね。
これはあるHPから拾った画像。これよ、これ。

銀座の一等地という場所代と、ブランド代、そしてホスト代、
(結構好みのタイプの男の子だったし)そんな感じだわね。

ああ、今日はカロリー摂っちゃったなあ。
明日はサッパリしたもの食べようっと。

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寝起きからガッツリ

娘はまだ学校があって。
大学とは違って専門学校っていうのは、ほんとに高校みたいなんだな。
今は終了コンクール?だとかの制作に追われていて、
毎日のように帰宅が遅い。

息子は今試験休みっていうやつで、来週の土曜日の終業式まで
ずっとダラダラと休むことになる。
運動部に所属していれば、春合宿とかいうものがあるらしいが、
息子の場合、そんなものとは無縁だ。

昨日も今日も、結局どこへも行かなかった。
「家でゆっくりするのもいいな」などと言って、結局ウダウダしているよ。

私は朝、仕事部屋に移動して、お昼を食べに自宅に戻ってきても、
息子はまだ寝ている。途中でくしゃみを6連発し、鼻をかむので
起きて来るのかと思えばまた寝ている。

昨日の起床は14時前で、今日は13時ちょっと過ぎ。
その時間に起きると、息子はもはや、ふつうの朝食は食べない。
ガッツリとした昼食を希望する。
結局今日は、黒とんこつラーメンだ。
「何人前?」と訊くと、「1.5人前」と言うが、私はもうお昼を済ませているので
そんな都合のいいことは無理だ。

面倒だから2人前つくってしまう。
冷凍していた自家製チャーシューも、多すぎるわと思いながら、
全部切ってトッピング。とんでもなくゴージャスな
とんこつチャーシュー麺の出来上がり。

食後、「さすがにもたれるな。肉が多すぎた」などと、憎いことを言う息子。
動きもせず、6時間後にはまた、ガッツリと夕飯だ。

なんだか、家畜を育てている気分。

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服を選ぶ女性の心理

あまりにも着るものがないので、
東武の催事場で開かれる婦人服バーゲンに行ってみた。

東京スタイルが展開している各種ブランドの服がすごく安い。
デパートでお馴染みの、どこでも見かけるポピュラーなブランドたちだ。
品質は安定していて、値段もそこそこで、
デザインも派手すぎず地味すぎず、
といったものが多い。いろんな意味で手を出しやすい、
ほんとに「そこそこ」感の強い服たちである。

バーゲン初日の今日、驚いたわあ、すっごい人。
会計なんて、長蛇の列!
30代から60代くらいの女性がほとんどだ。
ほとんどの人が「主婦ですけど?」という表情をしている。

70代くらいの地味な女性が、生き生きと、ベージュのスカートに
茶系の柄物のブラウスとカットソーをチョイスしているのを見ると、
「なかなか素敵です」などと褒めてあげたくなる。

こういうところには、必ず場違いのお婆さんというのが存在する。
明らかに若い人向けワゴンのセーターをまさぐって、
ブツブツと文句を言っている。「ソコ、違いますよ」と教えてあげたい。

会計の列に並んでいる女性も様々で、
たった一枚のワンピースをしっかり手にもって、
何度も確認している人もいる。私から見るとソレ、今ひとつ
似合わないのではないかと余計なお世話で心配になる。

かと思うと、どーしたってのよ?っていうくらい、
たっぷりと袋いっぱいご購入の女性もいる。いくらだよ?と思う。

バーゲン会場を去って、買えなかったコートを探して歩いていたら、
ある店で、マネキンが着てる素敵なコートが目にとまった。
若い女性向けブランドなので、とても細身にできている。
最近のコートは身幅も袖まわりも、本当にタイトだ。

そのコートを、70代のお婆ちゃんが、穴の開くほど見つめている。
立ち止まってじっくりと、「いけるかな?」という目で見つめてる。
「婆ちゃん、ソレ、無理よ」と思う。
着られないってば。きついってば。

婆ちゃんの頭の中にイメージされているのは、
きっと何十年か前の自分の姿だ。
自分がいちばん気に入っていた頃の、自分の姿のイメージだ。

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成長

今日で息子の、中学校最後の定期試験が終わった。
去年は精神的に最悪で、でもこの一年間に、
彼もずいぶん大人になった。

試験に対する取り組み方も、ほんの少しだけ向上した。
一夜漬けがほとんどのようだけれど、それでも以前のように、
無駄な反抗や意味のない抵抗、
勉強アレルギーのようなものが消えてきた。

「だいたいこんなくだらないことやって、何の意味があるんだよ!?」
と言った後に、「…なんていうことは、もう言わないよ」と付け加える。

そういえば床に寝転がって、
不安に雁字搦めになって身悶えたりする姿も、
しばらくは見ていないな。

息子も成長したのだな。

22日は卒業式。

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予約を取った

ずっと前から行こう行こう、受けよう受けようと思いながら、
結局そのままになっていた乳がん検査。

やっと今日、予約を取りました。
国内でも珍しい、かなり高度な精密検査のできるクリニック。
どうせやるなら多少高くても、
見落としのない、確実な検査方法でやりたいよ。

混んでるのかなあと覚悟していたら、案外すんなり予約が取れた。
私の都合で、まだ2週間ほど先だけれど。

そこのマンモは痛くないという評判だけど、ほんとかしら?
実は未体験の私。

20人に一人、なんて聞くと、さすがに他人事じゃないなって気がしてきた。
死亡率は30%、早期発見でさえ10%だなんて聞くと、
やはり放っておいたらまずいなという気になる。
母が乳がんだったから、罹患率は高いはず。

今月末、何かあったら報告します。

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日曜の空

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もう11日間も、練馬から出ていない。 
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晴れた日の夕方、買い物に出た時に、
夕焼け空を眺めるのだけが唯一の楽しみだ。

って、どれだけ淋しい生活よ?

日曜の今日、珍しく8時間も寝てしまったら、首がこりすぎて頭痛がひどい。
たくさん寝ると体調を崩すという、困った体質である。


今年の1月から、仕事用に新しいプロバイダと契約し、
新しいアドレスを使って仕事をしていたが、
仕事のメール未着事件が発覚し、ショックを受けている。
それも3件も。

クライアントさんに多大なご迷惑をおかけしてしまい、
なんとも申し訳ない。心苦しい。

プロバイダに確認をとっても、送信記録は確認できたけど
それ以上の追跡は無理とのこと。
どこかへ紛れ込んで、いつのまにか人目に触れず、
闇に葬られてしまうメールっていうのも、少なからずあるものらしい。
何を信じたらいいのか、わかんなくなっちゃうわ。

もしこれが、本当に自分の一生を左右するような
大きな内容を含んだメールだったとして、それが何故か届かなかったために
決定的に大きなチャンスを逃すことになったとしても、
誰かを失意のどん底に突き落とす結果になったとしても、
それは天災と同じで、誰を責めることもできないものなのかな。
もちろん、後で責めても、どうしようもないけどな。

そんな大事なことは、メールしないで
直接逢って、自分の言葉で話せよ、ってことか。

ほんとに大事なメールは、開封確認をつけるって手があるわね。
なんだかアレも偉そうで、あまり好きじゃないけれど。

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5時半の夕焼けチャイムが鳴って
しばらくしてもまだ、
空が明るい。

ただ単純にそんなことが、
今は嬉しい。

…って、どれだけ淋しい女よ?

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偉大なるオブジェ

美しくもない平らなだけの足の写真、ちょっとでかすぎたと反省。

お次、これはどうかな?
最高にゴージャスな、息子の作品 「自分の手」。
学校の、美術の授業での木彫作品。

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素晴らしい!

美術教師も 「苦労のあとが見られます(笑)」
というコメントをプレゼントしてくれたそうだ。

途中で指が6本あることに気づき、
改めて1本削ったとのこと。

表から見ても、裏から見ても、
これ以上はないというくらいの出来栄えだ。

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ちなみに彼、
蝶々結びはどうにかできる。
しかし後ろ手で結ぶことはできない。

服をきちんと畳むことはできない。
髪を整えることもできない。

でも、肩もみは上手い。

息子にお嫁さんは来るのだろうか。

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偏平足

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偏平足っていうのは、
こういう足のことを指すんだよ。

走ったり、長時間歩いたりすると、
足の裏が痛いんだって。

うっとりするほど、
綺麗に平らです。

息子。
中学校最後の期末試験中。

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自分に夢中

夢中です。自分のことに。
私じゃないわよ。母のこと。

母はこの頃、自分のことしか頭にない。
相手の都合だとか事情だとかを、だんだん理解しようとしなくなった。
理解できなくなってきた、のかもしれない。
要するに歳をとると、どんどん子供に戻っていくということなのだろう。

今日、薬もなくなったしお腹の具合がどうのこうのなので、
お気に入りのかかりつけ医院に行くことになった。
私は仕事があるので、ヘルパーさんに行ってもらうことにしていた。
もともと近所の医者まで車椅子で付き添いすることも、
訪問サービス内容のひとつに組み込まれていたことだ。

そこの医者はいつも空いているので、午後の診療開始時に行けば、
待つこともなく、1時間半の間に充分帰ってこられる。

夕方、ヘルパーさんが帰った後、母は軽く興奮して私の仕事場へ来る。
「ちょっと、話を聞いてくれる?」と言って、上がりこんでくる。

「今日Tさん(医者の名)に行ったらね」と母は夢中で話し出す。
何かと思ったら、要するにこうだ。

母の両足首に今、なぜか紫斑が出ている。
T医師に、ヒアルロン酸の注射を始めたことを報告すると、T医師は
「それならウチでもやっている」と答える。
そしてヒアルロン酸注射のあと、しばらく様子を見ていたか、とか
その紫斑は注射と関係あるかもしれない、心配だ、とか、
レントゲンを撮ったのに、写真を見せて説明しないのは変だ、とか
(写真を見せなかったという話は初めて聞いた)
その医師の医療行為を疑問視する言葉を並べたようだった。

とりあえず明日行く予定だったSクリニックの注射はやめておきなさい、
と言われ、よければ私が診ていきましょう、的な言葉をもらったようだ。

そんなことが母はよほど嬉しかったのか、なんだか夢中なのである。
まるで二人の王子が姫である自分を奪い合おうとしているみたいな?

「私、血管がみんな青いの。悪い病気なのかしら。恐くなっちゃったわ」
と言う。
え、血管って、誰でも青く見えるでしょ。

母は昔から強く押したりぶつけたりすると、すぐに青あざができやすい人だ。
「それ、マッサージのおじさんが足首ぐいぐい揉んだからじゃないの?」
と、私が訊く。

「あ、そういえば、足が浮腫んでるからって、ずいぶん強く揉んでたけど」
と言う。
それだよ、それ。

いつ、どこで、何を検査しても、ほとんどどこも悪くないんだから。
それでも病気かもしれないと思いたい母。
そして最近、上がりこむと、微妙になかなか帰ろうとしない母。

今日の食後も、私はやることが沢山あってソワソワしていたけど、
椅子に座ったまま、ホケーっとしている母。
「帰ってくれない?」とは言えず、せっせと後片付けなどをしてみる私。
一年後にはどんなことになっているのだろうと、溜息がもれる私。

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春めいてくると

気づけば若者はみな、痩せ我慢の薄着をしている。
ちょっと暖かいと、綿素材のコートなんかを羽織って、
素足の太ももなんか出しちゃっている。

私はまだまだ寒くて寒くて、
夕方買い物に出るときも、見栄を張らず、無理をせず、
相変わらず真冬と同じ、ダウンコートを着て、マフラーに手袋だ。
だって、寒いんだもの。

この時期の陽射しには春を感じるけれど、
吹き抜ける風の芯には、まだ確実に冬が残っているような気がする。
冷たさのまわりにモヤモヤと、春の暖かさが纏わりついて、
曖昧な匂いの風が吹いている。


暖かくなってくると、人はなんとなく、
行動を起こそうかなという気になるものらしい。
久しぶりに逢おうとか、そろそろ新しいことを始めようとか、
引き延ばしていたことにきちんと向き合って決着をつけようとか、
そんな気持ちだ。

実際仕事以外にも、チョコチョコそういった類いの予定が入ってきていて、
予定がたくさんあるということは幸せなんだけれど、
それと同時に母への対応を考えると、ドンと気持ちが暗くなる。

私はどこかへ遠出して、広い空を仰ぎたいと思っている。
仕事の予定と子供の都合、母の付き添い予定とその他の予定などを
考えると、なかなか時間をつくれないことに気づいたりする。

ああ、どこかへ行って、解放されたいなあ……

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ししゃも、ということで

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「久しぶりにししゃもが食いたいなあ。
ボクがししゃも好きなこと、知ってるだろ?」

と、一昨日の晩だかに息子に言われ、
今日ふと思い出して、ししゃもを買った。

からふとししゃも。10尾で298円というやつ。

そう、これは正確にはししゃもじゃないのね。
図々しく「ししゃも」と名乗っているけれど、
コイツはカペリンと呼ばれる真っ赤な偽者。

息子はその事実を知らない。
さっき焼いたししゃもにかぶりつき、
「う~~ん、懐かしい味!」などと堪能していた。

本物のししゃもを食べたら、この偽者なんか口にできないとか言うじゃないの。
そんなことはずいぶん前に人から聞いて知っていたけど、
とりあえずオオゼキ練馬店には、本物のししゃもは売っていなかった。

そこでインチキ「からふとししゃも」を購入。

今さっき調べたら、特産地における、ししゃもへの熱い想いに驚かされたよ。

たとえばこんなの、見てよ。
これでもかというくらい、熱いでしょう?


カペリンについては、
「本物ししゃもの味には到底及ばず、
その風味や食感は似ても似つかないものです。」と言い切っている。

う~ん、やはりいっぺん、息子に本物のししゃもを食べさせてやりたいなあ。

私は嫌いだからいいの。
ああいうふうに、ガサゴソしたものを、直接口の中に入れるのは苦手。

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祭りではなく

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別に「祭り」だなんて、呼べるものじゃない。

この頃は菜の花も蛤も用意しない。
だって家族に人気がないもの。

今夜も明晩も娘は不在かと思っていたら、
今夜は夕飯までには帰るという。

母も夕餉に加わる日なので、
とりあえずそれらしく、いつもよりは豪華な夕飯を用意した。

西友の入り口にあるコージーコーナーで、
なんともお手軽なミニケーキ詰め合わせを購入。
姉が見たら、すごく怒りそう。「何よ!? そんなマズイもの買って!」って。

そうね、それほど美味しくないのは知っている。
だけど私、ケーキは好きだけど得意じゃないので、実際この程度でも
充分だったりする。大きさもこれくらいでちょうどいい。

食後に母がボーッとし始める。生あくびを始める。
ああ、また血圧が下がっているんだ。
今度はもう、動じないぞ。意識を失ったって、慌てて救急車なんか呼ばないよ。

今日は昼間に、どっと疲れることがあって、久々にダメージを負った。
漬物石のような心を癒やそうと、モスバーガーの人混みに紛れ、
栗と玄米餅のおしるこを食した。

それでも気持ちが晴れないので、口紅を1本、買ってみた。


今日はカロリーをとりすぎたなあ。
そして、口紅の色は似合わなかったよ。

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お雛様 盆にのる

去年はこんなふうだった。

酷いね。去年はペーパーナプキンの上に座らされてるよ。
それも2日の晩に現れたんだ。

今年はどう?

去年より一日早い、一日の今日、出窓に登場した。
なんと今年は漆塗りのお盆の上にのっているではないの。

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手抜きもここまでくると、
たいしたものだと思う。

でもこのお盆(正確にいえばお盆ではなく、
木をくりぬいてつくられた、高級器なのだ)、
ちょっと後ろに桃の花の一枝でも
ディスプレイしたら、
結構風情があって良くはないか?
案外新しい飾り方だったり、しないか?

毎年お雛さまのことを気にかけているのは、
私だけだ。

気にかけているくせに忘れるのも私だ。

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